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2024年05月19日
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メールだけで提案が通る時代

2008年09月03日
今日は、ちょっと英語とは違う話ですが、英文メールを書く力をつける上で、とても重要な話ですので、ぜひおつきあいください。
 
 
メールがビジネスで当たり前のように使われるようになり、仕事でのコミュニケーション力はますます重要になってきました。
 
英文メールに慣れていない方も、職場で日本語のメールをかなり使うようになっておられると思います。上下関係を気遣う日本の文化にはメールがなかなか馴染まないこともあり、いまだメールの使用が進んでいない会社もあるかもしれません。
 
しかし、これからの時代、メールを効率的に使いこなす職場でないと、会社自体も将来危ないのではないか、と感じます。
 
もちろん、会議や電話は必要ですが、
メールはそれらに比較してスピードが格段に早く、上下関係にかかわらず、必要な情報を瞬時に必要なところへ届けられるのです。

 
ビジネスメールを上手に書けることが、仕事力として非常に重要な時代になっています。
 
私も、この15年余り、メールで仕事をしてきました。
 
もちろんそれだけではありませんが、大半はメールが仕事を進める上で、きわめて重要な役割を果たしてきた、といっても過言ではありません。
 
 
実は、先般、このブログでも書いていた、翻訳出版の企画提案、

http://yukohattori.blog.shinobi.jp/Entry/61/
 

お盆明けに決定しました!!!


来春には、大手ビジネス系出版社から出版される予定です。
 
これも、まったく足を使わず、アメリカ人著者とのメールのやりとり、米国の出版社とのやりとり、東京の版権エージェントとのやりとり、東京の大手出版社とのやりとり、すべてメールでした。
 
出版社には、当初、プレゼンテーションをしに上京する予定にしていましたが、結局、上京したのは出版が決定してから。プレゼンも不要でした。
 
担当の編集者と初めて顔をあわせたのは、顔合わせと翻訳の打ち合わせのためでした。
 
まさにメール(プラス提案書)を書くことで仕事を得ました。
 
 
もちろん、相手の顔を見て話すことが必要なときは、たくさんありますが、メールだけで相手の信用を得ることができれば、それほどビジネス上効率の良いことはありません。
 
長年使ってきて、私が実感しているのは、メールには個性が強烈に出る、ということです。表情や言葉のトーンがないので、使っている言葉だけで純粋に相手は判断します。
 
これが誤解のもとだから、気をつけろ、とはよく言われることですが、長年使ってきて私が思うのは、そういうメールには、実はその人の赤裸々な本性が出てしまうのです。
 
日頃からどれほど自分勝手な考えなのか、がメールに出てしまう一方、熱意、真剣さ誠実さ、正直さ、賢明さ、仕事の能力などもメールをやりとりしていると自然と相手に見えてきます。
 
 
相手のビジネスを成功させるために自分はどうすべきか、を常に真剣に考えて仕事を続けることで、英語がたどたどしくても、とても上手な説得力のあるメール、相手を感動させるメール、相手を味方にするメールが書けるようになります。


英文メールの力を磨くためには、英語を勉強しなくてはならないですし、ある程度の使える表現をそのまま覚えてしまうことも役に立ちますが、それだけでは、単に「英語力が伸びる」だけで、「ツールとして英語を効果的に使える」には至らないのです。

最終的に自分の力になるのは、

自分が日頃どれだけ仕事に対する姿勢を正し、謙虚に向き合っているか、が問われるのです!

 
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