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スピーキングとライティング
TOEICのSpeaking/Writing Testが2007年1月にスタートして、その初回とこの12月2日に受けました。
インターネットを使った受験で、試験会場のPCルームのブースでマイク付きのヘッドホンを付けて、スピーキングはマイクに向かって話し、ライティングはPCに文章を入力していきます。
通常のTOEICで730点以上くらいの人を対象に考えた試験かな、と思います。
スピーキングの後半は、電話で苦情を言ってきた人に対して対応する、というようなシチュエーションなので、きちんと聞き取れた上で、それに対応する形で話していかなければなりません。しっかりしたリスニング力がなければ何をしゃべっていいのか分からないという事態にもなりかねません。
ライティングは絵を見てその状況を簡単なセンテンスにするというものから、メールに対するメールでの返事を書いたり、最後はあるテーマに対して30分くらいでエッセイを書くというものまであります。きちんとした意見を論理だてて書いていくという能力も問われるようです。
単なる「英語力」だけでなく、「ビジネスコミュニケーション力」を測ろうということかな。
1月に受けた初回にいきなりライティングテストは、満点(200点)が出たのですが、Speakingは慣れなくて結果はもう一つでした。
今回12月に受けに行った結果が出ましたが、今度は、スピーキングもライティングもともに190点。残念ながら満点は逃しました。
受験料が高いし、今のところまだ試験自体が各企業に浸透していないので、年に1回程度受けたら十分かな、と思っています。
でもなかなか良く出来た試験だと思いました。

パート2でパーフェクトをとる
TOEICの勉強をして何度かテストを受けると、パート1とパート2はかなりできるようになったと感じている人も多いと思う。
でも、800点くらいのスコアをとっている人でも、Part2でも点数をそれなりに落としている。まして、700点以下の人はまだまだここでスコアが上がる。
とても短い文章だけど
1.単純に聞き逃す
2.ちょっと長い疑問文の聴解力が弱い
3.否定疑問や付加疑問、完了など文法があいまいで、解釈を間違える
4.回答の選択肢が、ストレートではない答え方で、そういった会話に慣れていない
などの理由でミスをする。
1~4の間違いをなくすために、パート2に出てくる文章で会話訓練をするとよい。
疑問文を聞いて、クイックで肯定文になおす
肯定文を聞いて、クイックで疑問文を作る
疑問文を聞いて、典型的な回答をクイックで応える
などです。
これを行えるように、パート2復習プリントと音声を現在、準備しています。
TOEICスコアを伸ばすとともに、会話力がアップします。

TOEIC800点→950点
前回、この問題集1冊を徹底的にやれば、TOEIC500点くらいから800点くらいまで上がる、という話を書きましたが、TOEIC800点以上の人にも大きな効果があると思います。
しっかりした使い方で、950点くらいまでいくでしょう。
そういった人たちにも、この勉強法については参考になると思います。
http://yukohattori.blog.shinobi.jp/Entry/39/

TOEIC対策ボイス授業
教材は、TOEIC運営委員会が出している、TOEIC新公式問題集 Vol 2.
この公式問題集を徹底的に学習すれば、TOEICは、500点くらいから800点くらいまでアップするはずです。
もちろん、点数だけでなく、総合的な英語ビジネスコミュニケーション力が身につきます。
このテキストは、自習用で、解答・解説もついているので、自分で学習することができます。
自分で学習するだけでも、十分効果が出ると思います。
しかし、TOEIC500点や600点の人が自分で学習するだけでは、もったいない。
勉強の仕方次第で、大きな効果を出すことができます。
私が研修で授業を行うときの内容を、直接授業を受けなくても、ボイスで受講できるように音声教材と学習カリキュラムを現在作っています。
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授業にすれば、週1回 2時間 16週分の内容を、 CDと学習カリキュラムにおさめます。
これがテキスト1冊分です。
指導に沿って勉強すれば、100点程度は十分にアップする内容です。
費用は、TOEIC新公式問題集 1冊 2,940円
なお、テキストはご自身でご購入ください。以下にアマゾン書店のリンクがあります。
すでに持っている人は、もちろん購入不要です。
音声教材とカリキュラム 1式 前半8週分 8,000円(送料等込み)
後半8週分 8,000円で追加できます。
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日本の英会話産業が、教育よりも収益のために、まちがった学習方法を広めてしまったことを残念に思っています。
バランスのとれた英語の「読む」「書く」「聞く」「話す」能力を備えた日本人が、どんどん増えればと思います。
なお、ボイス授業とはいえ、分からないことや確認したいことが出てきたりすると思いますので、質問・疑問には、このブログで自由に聞いていただければ、回答します。
また、自習ではカバーできないことがあれば、YahooメッセンジャーやGoogleトークなどで、短時間の電話授業も積極的に行いたいと思っています。
この方法で勉強してみたい、と思われる方は、
haru@@@dovecot.sakura.ne.jp (@@を削除してください。迷惑メール対策です)
まで、
メールアドレス
氏名
ご住所
電話番号
現在のレベル(できればTOEICスコア)
その他質問事項
を添えて、お申込ください。

TOEIC対策 リーディング 長文読解編
TOEICスコア~試されるのは、英語力だけじゃない!?(5)
TOEIC対策 リーディング 長文読解編
パート7には、ビジネス語彙力とスピード
今回は、一番最後のパート7、長文読解です。
パート5と6の穴埋めが、それぞれ40問、12問。リーディングの残りの48問が、
このパート7の長文読解問題です。
リーディングセクションは全体で75分間。
そのうち、パート5と6に20分~25分かけると、この最後の長文読解には
約50分残るということになります。
単純に質問数で考えると、1問につき1分程度です。
読む量で考えると、大きな文章題が13問くらいありますので、1題にかけられる時間は平均して3分強から4分程度しかかけられません。
最後の数問は、往復のメールや書簡の形式など2種類の文書を読んで答えるようになっていて、前半の2倍量を読むことになるので、1題に〇分とは考えず、短いもの、簡単なものはできるだけスピーディに読み進めていかなければ、試験時間内に最後までたどり着かずに時間切れとなってしまいます。
そうならないために、文頭から滑らかに、ポイントを落とさず正確に英文を読みこなしていく速読力を身につけたいところです。
これには、次の2つが効果的です。
1)ビジネス語彙力をたくわえる。
2)ビジネスレター、電子メール、通知書、社内メモなど一般的なビジネス文や新聞記事に慣れ親しむ。
TOEICで出題される文章題は、ビジネスやビジネスに近い日常生活にかかわる書類ばかりなので、そういった内容に絞り込んで、できるだけたくさん読み、文章を読みながら、そこで見かけるビジネス語彙力を増やしていきます。
たまに分からない単語が出てきても、文脈で判断できるものなら、問題にはなりませんが、重要な部分にかかわる意味が分からなかったり、知らない単語が頻繁に出てくると、文全体の意味を掴むのもたいへんな労力です。
正確でスピーディな読解には、とにかく語彙を増やすのが効果的です。語彙を増やすのにもたくさん読むのが良いのですが、手当たり次第にいろんなジャンルのものを読んでも、語彙力はなかなか身につきません。
読むジャンルをビジネスに絞り込んで読んでいると、同じテーマの内容には同じような語彙や文章パターンが何度も出てくるので、自然と繰り返し学ぶ機会が増えて、文章の中での使われ方も自然に身につき、それに伴って読解スピードも速くなります。
対象を絞って学習することで、パート7の正解率を短期間で高めることができるようになります。
さて、最後に。
試験を受けるときの心構えですが、TOEICは、リスニングとリーディングをあわせておよそ2時間にもおよぶ試験です。
当日の集中力は結果を大きく左右するので、睡眠や疲れなどに留意して、ベストコンディションで試験に集中できるように体調管理することが特に大切です。
試験はほぼ毎月のように実施されていますので、結果を出すためには、何度か連続で受けてみると緊張もとれて時間の配分にも慣れ、スコアにつながるでしょう。
仕事などで特定の点数が要求される方にとっては、本当に切実な問題です。
晴れて要求されるスコアがとれたら、後は実践でさらなる英語力を磨いていかれると良いでしょう。仕事に関係のある内容など興味の持てるものを選んで多読すると、どんどん速く楽に英語を読めるようになります。
通常のTOEICテストでは、読む・聞くというインプット力だけが試されるので、アウトプット(書く力と話す力)に磨きをかけていくことも大切ですね。
新TOEICの学習法などについて簡単でしたが、一通りお話させていただきました。
ところで、9月30日、TOEIC受けてきました。
また、近々、感想を書きますねー。