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2025年05月18日
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語い力

2008年04月28日

前回のリスニング力を伸ばす(2)で書いた、「語い・速読力強化レベル」は、かなり上級者ですが、初級者でも単語を覚えることはたいへん重要なことは、言うまでもありません。

ただ、単語だけとりあげて日本語の対応する意味を覚えてもダメです。

学校のテストのように、範囲が決まっているも目前のテストには役立つかもしれませんが、後々、応用が効きません。

いつどんなところで出てきても、文章の意味に沿って理解できるように単語をマスターしていくためには、日本語の訳にこだわらなくてもいいから、その単語本来の意味を文章とともに理解しておくことが、どんな場合でも非常に役立ちます。

ということで、文章の中で単語を覚えていくのが正解です。

 

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リスニング力を伸ばす(2)

2008年04月25日

前回書いた、1.初期単語レベル、 2.リダクション克服レベルをクリアした人は、音声については問題のないレベルに達した人です。

知らない単語を見ても、スペルから正しい発音がだいたい分かり、音を聞いたら、ほぼ正しく書き取ることができます。

このレベルになると、さらにリスニング力を高めるために必要なことは、速読力です。


3.語い・速読力強化レベル


読んで理解できないものは、聞いても絶対にわかりません。

音声上は何ら障害がないのに、聞き取れないのは、同じ内容のものを読んでも、理解するのに時間がかかったり、知らない語いが多すぎて理解できない、などが原因です。

このレベルの人は、それほどリスニングの練習をしなくても、多読・精読して読解力(スピード)が高まれば、並行してリスニング力も高まっていきます。

TOEICでいえば、だいたい800点前後以上のレベルです。

自分の好きなテーマを決めて、集中読みすれば、そのテーマに関連する語いも増やしていくことができます。

話題のニュースを追えば学習材料が簡単に手に入るので、一番手っ取り早いかもしれません。


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最新の公式問題集

リスニング力を伸ばす(1)

2008年04月24日

いろんなレベルの人を教えていると、

リスニング力の伸びを阻む、いくつかのポイントがあることが分かります。

 

1.初期単語レベル

カタカナ発音で覚えてしまっていて、
milk、report, folder, callなど、書いてあればすぐ分かる単語でも、ナチュラルな発音だと、認識できないレベル。 

     聞こえ方を無理やり、カタカナにしてみると

ミルク  →  メルコ
レポート →  リポー
フォルダー →  フォルドウ
コール   →  コォー


TOEICスコアでいうと、550点程度以下の方です。

 

2.リダクション克服レベル

ニュース英語やTOEICなど速い英語になると、センテンスの中で、一部の単語が弱く発音されたり、音と音が連結して一つ一つの単語の発音とは異なる音になります。

これに慣れていないため、センテンスの中で1,2か所こういうところがあると、文全体の構文も理解できず、何を言っているのかわからなくなってしまう。

結果として、聞こえた単語から文全体の意味を推測せざるを得なくなります。


このレベルの方は非常に多いです。

TOEICで言うと、550点~750点程度の方でしょうか。



★対策★

このあたりの方は、リスニング力をあげるために、延々とCDをかけっぱなしにして聞いたりして、練習しているかもしれませんが、それよりもっと効果があるのは、正しく発音する練習です。

初期単語レベルの人は、TOEIC問題集なら、パート1や2に出てくる短文を繰り返し、聞いては発音、という練習をすると良いでしょう。

 

たくさん聞くよりも、ナチュラルな英語をきちんと聞いて、聞いたとおりその場ですぐに自分も発音し、同じように発音する練習をすることです。


リダクション克服レベルの人なら、レベルに応じて、パート2からパート4の問題で、聞いては発音を繰り返します。


自分で発音してみると、自分で読んでいたときと、本来の発音のされ方の違いが明確に意識されて身体にしみこむので、次に聞いたときに、自然に聞き取れます。


また、リダクションをきちんと聞き取れるようになるためには、ディクテーション(聞いて、その通り書き取る)も非常に有効です。

時間と気力の余裕があるときに、ディクテーションをやるとよいでしょう。短いものでも、全部書き取ろうと思うと、相当骨が折れます。いかに、小さい音を落としていたのかが、よくわかり、解答(原稿)を見てから、再度リスニングしてみると、発音がよく認識されるようになります。



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翻訳のレートはさまざま

2008年04月21日

2か月?ほど、どたばたしていて書けずにいましたが、またがんばります。

先日、登録もしていない翻訳会社から翻訳依頼の電話がありました。
日本翻訳連盟の会員なので、会員名簿で私の情報を得て連絡があったのです。

大量の税務関係の翻訳を受注したので翻訳者を探している、ということでしたが、オファーされた翻訳レートの安さにびっくり・・・それでは翻訳をお引き受けできません、とお伝えしました。


翻訳者の中には、とても低いレートで引き受ける人もいますが、理由はさまざまです。

得意分野、おもに技術やIT分野の翻訳で、技術を駆使して仕事を省力化して量産するタイプの技術屋さん翻訳者

別のタイプでは、あまり収入にこだわらない趣味感覚の人。そんな生産性なら、事務のアルバイトでもしたほうがよほど楽ではないかと思えるような収入でもOKという主婦タイプ。

でも、あまりに安くで引き受けるわけにはいきませんよ。生活がかかっている翻訳者としてはね。こんな安い翻訳レートをオファーする翻訳会社とは、つきあわないほうがいいです。

翻訳業界も厳しい競争と値下げ圧力にさらされているようですので、翻訳者も受け身でなく、セルフマーケティングができないと、翻訳などやってられない、ということになりかねません。


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疑問詞と基本構文のパート2

2008年02月07日

英語力を伸ばしていく上で、パート1と2は大事です。

パート2は、単純な疑問文(ときには単純な肯定文)に対してシンプルに応える会話文を選びます。

Who'll be joining us at dinner?    

A) Tonight at seven o'clock.
B) Jim and Mary are coming.
C) We'll be having chicken.


誰が私たちと夕食をともにしますか?

A) 今夜7時に
B) ジムとメアリーが来るわ
C) チキンよ


読むと(B)だとすぐわかりますが、まず、Whoという疑問詞をおさえるのが基本。

ただし、かなり早く発音されるので、聞き取りにくい場合もあります。

Who'll がよく聞き取れなくても、be joining...と述部が続くので、主語を表わす疑問詞だということがわかります。

それに対して、もし(A)が正解だとしたら、質問では時間を聞いていないといけないので、たとえば、

When are we having dinner tonight?
What time do we have dinner?

などのように主語がその後にあるはず。

(C)でも、夕食メニューが何かを聞いている質問がきているはずですから、

What are we having for dinner?
What is the dinner?

などが質問になります。


質問の音声をきちんととるということも大切ですが、万一、少し聞き逃しても、解答の選択肢から、どんな質問がこなくてはいけないかがわかれば、たいていは正解を選ぶことができます。

英語の構文を瞬時におさえることができるくらい、シンプルな英語会話文の構文をどんどん話せるくらい練習しておくとパート2は攻略できます。

シンプル英会話文をどんどん覚えることは、シンプルな会話が上手になるための王道ですから、パート2の試験対策=初級英会話練習です。

 


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